携帯電話機の国内出荷台数の推移(2008年1月〜2009年1月)
携帯電話機の国内出荷台数の推移(2008年1月〜2009年1月)
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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,2009年1月の携帯電話機の国内出荷台数が前年同期比52.2%減の187万1000台だったと発表した。7カ月連続で前年実績を下回っている。前年度は市場のけん引役を担ったワンセグ放送の受信機能内蔵タイプも,同39.9%減の147万3000台と落ち込んだ。PHS端末も7カ月連続の前年割れ。同74.1%減の4万5000台である。

 出荷低迷が続いている背景をJEITAは「ワンセグ対応機が相次いで出現した前年好調の反動や,2008年10月以降の急激な景気後退の影響に加え,年末商戦・お年玉商戦と相次いで不発に終わったことも影響している」と説明する。