【ナノテク展】日立, 1.9mm角のLSI集積型圧力センサーを展示
日立製作所は,チップの寸法が1.9mm角のLSI集積型圧力センサーを「nano tech 2009 (国際ナノテクノロジー総合展)」(2月18〜20日開催)に展示した。LSIの上に,圧力センサーをLSIの製造プロセスで形成したもの(Tech-On ! 関連記事)で,これまで同社が発表してきた3.4mm角の試作品に対して大幅に小型化した(図1,図2)。同社は,この集積型圧力センサーの量産に向けた検討を150mmウエーハ対応ラインで進めている。
今回,寸法を3.4mm角から1.9mm角に小型化できた理由は2点ある。一つは,LSIの直上に圧力センサーを形成したことである。従来の試作品では,LSIと圧力センサーを積層してはいたが,要素技術の確立を優先するため,LSIの直上の位置に圧力センサーが重ならないように,水平方向に位置をずらして形成していた。もう一つは,今回,圧力センサー部に確保していた余分なスペースを削減したことである。このスペースは,圧力センサー以外のセンサーも搭載することを前提に確保していたものである。
また,今回,ダイヤフラム(圧力を受けるとたわむ薄膜部)の寸法を変えることで,検出できる圧力の感度を変更可能な技術を明らかにした(図3)。この技術によって,集積型圧力センサーの設計や製造プロセスを標準化でき,プラットフォーム化した集積型圧力センサーを様々な用途に展開できることになる。
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