SolidWorks 2010に環境負荷シミュレーション機能を追加【訂正あり】
米Dassault Systemes SolidWorks社は2009年2月12日,3次元CAD「SolidWorks」の次期版「同2010」に,設計案が環境に及ぼす影響をシミュレーションによって評価する機能(コードネーム「Sage」)を追加すると発表した。部品またはアセンブリについて,設計方針によって環境負荷が変わるのを把握できる。SolidWorks 2010は2009年秋の出荷予定。
設計案に対して材料,製造方法,使用地域,再生可能性などを入力すると,カーボン・フットプリント,エネルギ消費量,空気汚染,水質汚濁といった環境負荷を計算する。このとき,独PE INTERNATIONAL社の環境負荷データベースを参照する。PE社は20年間,サステナビリティ(持続可能性)について企業にコンサルティングを行うかたわら,顧客企業の環境負荷に関するデータを蓄積してきたという。このデータベース「GaBi」をSolidWorksに適用する。
材料を変えたときに,環境負荷がどう変わるかといったシミュレーションが可能。設計案で仮に決めた材料に近いものを探す機能も備える。シミュレーション結果はレポートの形で出力できる。
Sageは,部品単位でのみの計算ができる「Xpress」版と,アセンブリの計算ができる上位版の「Professional」という形で製品化する計画。Xpress版はSolidWorksのすべてのパッケージで利用可能にするという。「大統領が変わった折でもあり,米国でも環境に対する関心が高まっているタイミングで投入する」(DS SolidWorks社)という。
【訂正】掲載当初,発表日を「2009年11月12日」としておりました。現在は正しい日付に修正してあります。記事中に誤りなど,編集部へのご連絡にはフッターのご意見/ご感想・お問い合わせをお使いください。












