「ISSCC 2009」の「Session 19:Analog Techniques」では,COMSアンプやフィルタなどのさまざまなアナログ技術分野において,従来手法にとらわれない斬新な設計手法や回路方式の提案が続出した。特に,オランダのDelft University of TechnologyとNational Semiconductor社がそれぞれ発表した低雑音CMOSアンプ(論文番号:19.1,19.2),東芝が発表したBluetooth受信機向けCMOSバンドパス型フィルタ(論文番号:19.7),米University of Michiganによる医療センサー・システム向け低消費電力タイマー回路(論文番号:19.3)の発表に注目が集まった。
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