Continua Health Allianceのロゴマーク
Continua Health Allianceのロゴマーク
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intel Corp.が中心となって設立された非営利団体「Continua Health Alliance」は,2009年2月初めに東京で開催する総会において,これまで策定を進めてきた,健康機器の相互接続性を確保するための設計ガイドラインの最終版を公開する見通しである。本誌の取材で明らかになった。

 最終ガイドラインの公開をキッカケに,2009年2月以降は接続試験や製品開発が進み,同年後半には無線接続などによって相互連携が可能な健康機器が相次いで登場するとみられる。さらに,こうした健康機器と連携しながら,測定データを管理するテレビやパソコン,携帯電話機などの家電製品の登場も見込まれる。

 Continua Health Allianceの設立は2006年6月。韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.,フィンランドNokia Corp.,オランダRoyal Philips Electronics社,パナソニック,シャープなど,現時点での参加企業は世界で170社を超える。ガイドラインや認証プログラムの策定のほか,政府機関への対応やサービス報酬の在り方への提案などの活動を進めている。

本記事のより詳しい内容は,日経エレクトロニクス2009年1月26日号の特報「相互連携が可能な健康機器,2009年後半から相次ぎ登場へ」に掲載しております。