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2012年にはすべてのスクリーンをデジタル・シネマ対応に,TOHOと角川が本格導入

  • 加納 征子=日経エレクトロニクス
  • 2009/01/21 16:59
  • 1/1ページ

 TOHOシネマズと角川シネプレックスは,2009年からデジタル・データで映画を配給・上映するシステム(以下,デジタル・シネマ機器)を本格的に導入すると発表した(TOHOシネマズの発表資料角川シネプレックスの発表資料)。両社とも2012年春までに,運営する映画館の全スクリーンへ導入することを目指すという。

 TOHOシネマズは2009年秋までに,同社が運営する映画館47館にデジタル・シネマ機器を導入する。2012年春までには,一部の共同経営劇場を除く,同社運営の映画館の全スクリーンに導入する予定。導入するデジタル・シネマ機器はすべて3次元(3D)映像対応である。コンテンツの配信方式は,次世代光ファイバー・ネットワーク(NGN),HDDなどの物理記録媒体による方式,衛星配信など,あらゆる方式に対応させるという。

 一方,角川シネプレックスは2009年夏までに,同社が運営する映画館7館の19スクリーンに,デジタル・シネマ機器を導入する。2012年春までには,同社が運営する映画館の全スクリーンへの導入を目指す。導入するデジタル・シネマ機器はすべて,3D映像に対応する予定。コンテンツ配信には,NTTスマートコネクトが手掛けるデジタル・シネマ配信サービス「PURE CINEMA」を活用する。PURE CINEMAは,NTTスマートコネクトのデータ・センターとデジタル・シネマ機器を所有する映画館を,セキュリティ性に優れたNGNで接続して,映画配信するサービス。ただし,HDDなどの物理記録媒体によるコンテンツ配信にも対応する。

 デジタル・シネマ機器の導入に踏み切った背景には,米国の映画業界の急速なデジタル化の進行や,3D映像などのデジタル・コンテンツの登場,テレビの地上デジタル放送への移行などがあるという。両社は,今回の導入によって,品質が劣化しない高品質な映像の提供や,演劇・コンサート映像・3D映像といった新しいコンテンツの提供,電子透かしによる盗撮対策の向上,映画館の運営効率の向上などが図れるとしている。

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