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米PTC,「Windows SharePoint Services」ベースの製品データ管理ツール「Windchill ProductPoint」を正式リリース《訂正あり》

2009/01/15 14:17
富岡 恒憲=日経ものづくり
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 米PTCは,2009年1月14日,プレスやアナリスト向けのイベントを開催し,米Microsoft社の「Windows SharePoint Services」(以下,SharePoint)をプラットフォームとした製品データ管理ツール「Windchill ProductPoint」を正式にリリースしたと発表した。同ツールは,サプライヤーや,社内でもCADを使えない開発以外の部門の人々と製品データを共有し,手軽にデータ連携を図れるようにするためのもの。バージョン1.0が2008年12月30日から出荷開始されている。

 ProductPointでは,SharePointをベースに(1)CADの製品構成情報を管理する(2)3次元CADデータを閲覧する(3)Winchillで管理している情報を表示する(4)複数の製品データ管理ツール「Windchill PDMLink」とのデータ共有を可能とする−−といった機能を提供する計画。バージョン1.0では,このうちの(1)と(2)の機能を実現した。残る二つの機能については「(3)は2009年2〜3月にリリース予定の『Windchill 9.1 M10』の出荷に合わせての対応となり,(4)はバージョン2.0からの対応となる」(PTC社Vice President Product ManagementのLee Garf氏)としている。

 ProductPointの利点は,フォルダによる製品データの共有では難しかった排他制御や製品構成情報の管理を少ないリソースで実現できること。SharePointによる情報共有システムを構築している場合は,ハードウエアやシステム管理者などのリソースの共用が可能だ。ITに詳しい人材が乏しかったり,多額の投資が難しかったりする中小企業にとって,製品データ管理に対するしきいを下げるソリューションといえる。しかも,中小企業だけでなく,大企業にとっても「正式な開発案件になっていないリサーチ段階のプロジェクトのデータを共有するワークグループレベルのデータ共有ツールとして,あるいは設計情報をファイアウォールの外で共有するためのツールとして役立つ」(Garf氏)という。(富岡 恒憲=米国Boston)

《訂正》記事初出時は,(3)と(4)の二つの機能について「2009年6月にリリースを計画しているバージョン1.1で追加する」(PTC社Chief Product OfficerのJames Heppelmann氏)としておりましたが,後日の同社Vice President Product ManagementのLee Garf氏との会見で誤りが判明したため,内容の一部を修正しました。上記記事は修正済みのものです。

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