SSTAツールのアノーバ,EDA環境整備サービスのケイレックスが業務提携
アノーバ・ソリューションズとケイレックス・テクノロジーは,業務提携することに合意した,と発表した(ニュース・リリース)。アノーバはSSTA(statistical static timing analysis)関連のEDAベンダーの米Anova Solutions Inc.の日本法人(Tech-On!関連記事1),ケイレックスは,EDAシステムの立ち上げや整備のサービスを提供する日本企業である(同2)。
今回,両社が組むことで相乗効果が期待できるという共通認識を持ったことで,提携の運びになったという。例えばアノーバは,以下のように説明する。同社はAnovaのEDAツールをライセンスしながら,データ分析やライブラリのキャラクタライズなど,同ツールの普及を狙ったサービスも提供してきた。その際,ユーザーから,「Anovaの製品に関わる部分だけではなく,ユーザーの設計環境全体の付加価値を高めることに協力して欲しい」と要請される機会が増えて,対応策を模索していた。
一方ケイレックスは,独立系のEDAサービス企業として,設計環境構築サービスやコンサルテーション,半導体製造/検査装置と設計環境とのインタフェースなどのシステム開発等を提案・受託してきた。ただし提案するフローの構築にあたり,ユーザーからは,「活用できるツールの幅を広げたり,設計の実務に近いサービスを拡充して欲しい」との要望を受けていた。
こうしたユーザーの要望に対して,アノーバとケイレックスの両社は,技術やリソース面で相互補完できる関係にあることから,設計環境の整備などにおいて業務提携することにした。またアノーバは製品開発と販売に,ケイレックスはサービス業務に,それぞれ注力するために,アノーバの設計とメソドロジ・サービス関連の人員が2009年1月1日付でケイレックスに参加することでも合意した。













