【セミコン・プレビュー】VerigyがDRAM/フラッシュ・メモリーLSIテスターの新製品,同時測定数を4倍に
Verigy Ltd.は,DRAMとフラッシュ・メモリーの双方に対応可能なメモリーLSIテスター「V6000シリーズ」を発表した(ニュース・リリース)。既存の「V5000シリーズ」(Tech-On!関連記事)の上位・後継機種になる。V5000に比べて,V6000は同時に測定できるチップの数が4倍に増えた。
同時測定数が増えたのは,同時測定数を増やす仕組み(回路)をV5000の「Programmable Interface Matrix」から,V6000では「Active Matrix」に替えたためである。前者がリレーを使ったパッシブな分岐機構だったのに対して,後者はアクティブな分岐機構(分岐した先にも,ドライバとコンパレータを設ける)になっている。アクティブ化したことで,信号精度が高まり,測定に使えるピン数が増えた。
Active Matrixで分岐した先のピン数は1万8000本以上になる。Verigyによれば,一般的なメモリーLSIテスターに比べて,半分のピン当たりコストで4倍の個数の同時測定が可能だという。
また,V6000はV5000に比べて,テスト周波数も向上した。V5000は最大で100MHzだったが,V6000は280MHz(DDRモードでは560Mビット/秒)になった。なお,制限が付くが,880Mビット/秒のテストを実行するモードもあるという。
V6000はV5000同様に,開発用(V6000e),ウエーハ・テスト用(V6000 WS),パッケージング後のファイナル・テスト用(V6000 FT)の3品種からなる。また,V5000同様に水冷式となっている。なおV5000用のテスト・プログラムは「若干の」変更で,V6000にも使える,という。
日本法人のヴェリジーは,2008年12月3日〜5日に幕張メッセで開催の「SEMICON Japan 2008」に,このV6000を展示する予定である。












