米Spansion Inc.は，2008年第4四半期（2008年10～12月）の業績予想を下方修正した（発表資料）。2008年第3四半期（2008年7～9月）の決算発表時には，第4四半期の売上高を直前期比で微減と予測していたが，今回，予測値を直前期比で約20％減に引き下げた。年末商戦が低迷することを予測して，Spansion社の顧客企業が工場を閉鎖したり，工場の稼働率を下げていることが要因という。

　Spansion社は今回の下方修正を受けて，約15％の売上原価（cost of goods sold）の低減や，さらなる営業経費の削減を行うとしている。