ザイリンクスは,魚眼レンズ付きのカメラで撮影した動画を任意の中心座標と倍率に対してリアルタイムで補正する「魚眼画像補正回路」を,同社の低価格FPGA「Spartan-3A」を搭載するボードに実装してデモンストレーションした。このデモは「Embedded Technology 2008」(2008年11月19~21日,パシフィコ横浜)で実施された。顔認識機能を組み合わせれば,追尾機能などを実現できる。魚眼画像補正回路は大日本印刷が開発したもので,今後IPコアやASICとしての販売を検討しているという。魚眼レンズ付きのカメラ1台を使って広い視野の画像を取得する機能はDSP機能搭載のASSPとして実用化されている。今回のデモのように低価格FPGAを利用したり,他の画像処理回路と組み合わせてASICとして1チップ化すれば,既存のASSPより安価に実現できるという。

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