東京工業大学大学院 理工学研究科 機械制御システム専攻 准教授の塚越秀行氏は,在宅でのリハビリ向けに手首の運動促進装置「Tail-wrist-II」を開発した(図1)。脳卒中などで片麻痺状態になった患者の拘縮*や,高齢者の廃用症候群を予防するためのもの。健常側でジョイスティックを操作することにより,螺旋(らせん)偏平構造のチューブ内の空圧を調整し,麻痺側に装着したアクチュエータ・ユニットで関節運動を促進する。
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