オムロンは,小型の振動発電機を試作した。構造や実装方法などを簡素化することで,安価にしやすいことが特徴。「将来は1000円以下を狙える仕組み」(オムロン)だと主張する。発電量は,周波数20Hzで加速度1Gの振動入力時に10μWとなる。キャパシタに数十秒~数分かけて蓄電し,間欠的に機器を動作させるといった使い方を想定する。10μWで無線通信機器などを常時動作させることは難しいためだ。
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