日本テクトロニクスは,周波数帯域が100M~200MHzと低い汎用のデジタル・オシロスコープにシリアル信号の符号化機能を搭載した「DPO2000シリーズ」と,この機能のほかに簡易的なロジック・アナライザ機能も搭載した「MSO2000シリーズ」を発表した。従来,こうした機能は周波数帯域が350M~1GHzと高い上位機種「DPO/MSO4000シリーズ」や同100M~500MHzの中位機種「DPO3000シリーズ」に搭載していた。価格は,周波数帯域が100MHzでチャネル数が2の「DPO2012型」が33万5000円,周波数帯域が200MHzでチャネル数がアナログ4とデジタル16の「MSO2024型」が66万8000円。同社は,汎用オシロスコープの価格帯を維持したとする。
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