【300mm化への挑戦に学ぶ】第6回:始動から2年●米国主導で進む,国内は積極派と消極派に二分
前回までの5回にわたり,300mm(12インチ)ウエーハの量産導入に向けて自然発生的な大プロジェクトが動き出した1992年の出来事を紹介してきた。今回は,“300mm化プロジェクト”始動から2年が経過し,ウエーハ大口径化を巡る動きがさらに活発化してきた1994年の状況を紹介する。(本稿は,『日経マイクロデバイス』,1994年9月号,pp.116-118から転載しました。内容は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)
ウエーハの大口径化を巡る動きが活発化してきた。DRAMの世代でいえば,256Mビットで300mm,1Gビットで400mmを目指す。こういった方向へ進み始めた。ウエーハの300mm化は,米インテル社(Intel Corp.)など米国主導で始まった。一方,ここへ来て大口径化に関するコンソーシアム作りが盛んになっている。その一つは,日米欧韓のLSIメーカーが集まり,次世代のウエーハの仕様などについて議論を始める会議が開かれたことである。もう一つは,400mmウエーハの共同開発に向けた動きである。
1997年のLSI量産ラインの稼動を目指して,ウエーハの300mm化の動きが本格化している。日経マイクロデバイスが92年11月号で報道した「96〜97年に300mmウエーハの生産ラインを実現する」というシナリオに比べると,ややペースは遅れ気味ではあるが,プログラムが具体化し始めた(図1〜図3)。
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