NTTドコモが発表した携帯電話機の2008年冬モデル( Tech-On!の第1報 )。「docomo STYLE series」に続いては,「docomo PRIME series」7機種の仕様を,写真と共にお送りする( STYLE seriesの記事 )。

「F-01A」「F-03A」(富士通製)

 PRIME series向けに富士通が提供するのは「F-01A」と「F-03A」の2機種。共に静電容量方式のタッチ・パネルを備える。F-01Aは,STYLE series の「F-02A」と同様に防水機能を備えた端末(図1)。防水性はIPX5/IPX7相当。メイン・ディスプレイに,画面サイズが3.2型で画素数は864×480の液晶パネルを搭載する。CMOSカメラの有効画素数は約520万。

図1 防水機能を備えた「F-01A」(富士通製)
図1 防水機能を備えた「F-01A」(富士通製) (画像のクリックで拡大)

 F-03Aは,「ラウンドフォルム」と呼ぶ曲面形状が特徴の端末(図2)。メイン・ディスプレイに搭載する液晶パネルは,画面サイズが3.2型で画素数は960×480。CMOSカメラの有効画素数は約520万。

図2 曲面形状の「F-03A」(富士通製)
図2 曲面形状の「F-03A」(富士通製) (画像のクリックで拡大)

「L-01A」(LG Electronics社製)

 「L-01A」(LG Electronics社製)は,静電容量方式のタッチ・パネルを搭載した強化ガラス製の筐体がウリの端末(図3)。搭載するCMOSカメラは有効画素数が約510万であり,QVGA(320×240画素)のサイズであれば1秒間に120フレームの動画を撮影できる。メイン・ディスプレイに搭載する液晶パネルは,画面サイズが2.8型で画素数は400×240(ワイドQVGA)。

図3 1秒間に120フレームの動画を撮影できる「L-01A」(LG Electronics社製)
図3 1秒間に120フレームの動画を撮影できる「L-01A」(LG Electronics社製) (画像のクリックで拡大)

「N-01A」(NEC製)

 N-01Aは,表示部を縦と横の2つのスタイルでの使用が可能な端末(図4)。F-01AとF-03A,L-01Aと同様,静電容量方式のタッチ・パネルを搭載する。メイン・ディスプレイに搭載する液晶パネルは,画面サイズが3.2型で画素数は854×480(ワイドVGA相当)。CMOSカメラは有効画素数が約520万。

図4 表示部を縦と横の2つのスタイルでの使用が可能な「N-01A」(NEC製)
図4 表示部を縦と横の2つのスタイルでの使用が可能な「N-01A」(NEC製) (画像のクリックで拡大)

「P-01A」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-01A」は,「P-03A」と同様に表示部を縦横両方に開閉できる「Wオープンスタイル」を採用したモデル(図5)。縦と横の開閉時でキーボード上のシートをスライドさせることで,キーボードの表示や配列を変更できる(図6)。

図5 「Wオープンスタイル」を採用した「P-01A」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)
図5 「Wオープンスタイル」を採用した「P-01A」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製) (画像のクリックで拡大)

図6 シートがスライドする様子
図6 シートがスライドする様子 (画像のクリックで拡大)

 メイン・ディスプレイに搭載する液晶パネルは,画面サイズが3.1型で画素数は854×480。CMOSカメラの有効画素数は約510万。

「SH-01A」「SH-03A」(シャープ製)

 PRIME series向けのシャープ製端末は「SH-01A」と「SH-02A」の2機種。共に有効画素数800万のCCDカメラを搭載する。SH-01Aは,「サイクロイド」スタイルがウリの「AQUOSケータイ」(図7)。メイン・ディスプレイに,画面サイズが3.3型で画素数は854×480(ワイドVGA相当)の液晶パネルを搭載する。

図7 「AQUOSケータイ」である「SH-01A」(シャープ製)
図7 「AQUOSケータイ」である「SH-01A」(シャープ製) (画像のクリックで拡大)

 一方,SH-03Aは静電容量方式のタッチ・パネルを搭載する端末(図8)。メイン・ディスプレイに,画面サイズが3型で画素数は854×480(ワイドVGA相当)の液晶パネルを搭載する。

図8 タッチ・パネルを搭載する「SH-03A」(シャープ製)
図8 タッチ・パネルを搭載する「SH-03A」(シャープ製) (画像のクリックで拡大)