米Agilent Technologies Inc.は,電流・電圧(I-V)特性の測定機能,いわゆるカーブ・トレーサ機能を搭載したパワー半導体素子向けアナライザ「Agilent B1505A」を2009年3月3日に発売する。測定電圧が最大3kV,測定電流が最大20Aまで対応することを特徴とする。このため,高電圧印加時のブレークダウン電圧やリーケージ電流,大電流を流したときのオン抵抗を高い精度で評価できるという。SiCやGaNを材料に用いたパワー半導体素子や,その素子を採用した電源回路の開発・評価に向ける。
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