機械振興協会は,既存のNC装置と工作機械に適用可能な,ワークと工具の衝突の事前検知システムを開発した。加工開始前の素材や治具の形状を非接触式の3次元測定装置でデジタルデータ化してシステムに取り込んでおき,加工時はNC装置から工具位置など工作機械の状況に関する情報を取得,外部の3次元システムで干渉チェックを実行する。衝突が予想される場合にはNC装置に対して停止を指示するとともに警告を表示する。パソコンで動作するシステムとして,ソフィックス(本社横浜市)が2009年春に製品化したい考え。
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