愛知製鋼がminiSDカードに磁気センサ内蔵,携帯端末で環境磁界を測定可能に
愛知製鋼と同社の子会社アイチ・マイクロ・インテリジェントは,miniSDカードに同社独自の高感度磁気センサを内蔵した製品「AMI603SD」を共同開発し,発売した。OS「Windows Mobile 5.0」を搭載するPDAやスマート・フォンに挿入するだけで,周囲の環境磁界を測定できるようになるという。
愛知製鋼らの磁気センサは,MI(magneto-impedance)センサと呼ぶ方式。アモルファス(非晶質)の化合物から成る極細ワイヤの高周波インピーダンスが外部磁界によって変化する現象を利用して,磁界を検知する。同社の極細ワイヤの直径は20μmであるという。
同製品は,3軸の磁気センサのほか3軸の加速度センサを内蔵する。このため,水準器や傾斜計などの機能が利用できる。さらに,磁気センサと加速度センサの組み合わせによって,環境磁界を方位情報に結び付けて測定できる。
測定できる磁気の強さおよび分解能は0.3μT,加速度の測定分解能は5mgである。測定の応答時間は2ms。価格は1個3万円。研究用ソフトウエア付きの場合は5万円となる。
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