米RealNetworks, Inc.は2008年10月6日,DVDに格納したコンテンツをコピーするソフトウエア製品「RealDVD」(Tech-On!関連記事)の販売を一時的に停止した。RealDVDを販売する同社のWebサイトには,「ハリウッドの映画スタジオの法的な行動によってRealDVDは一時的に入手ができなくなっています」という告知文を載せている。

現在,RealNetworks社はRealDVDの販売に関して2つの訴訟を抱えている(Tech-On!関連記事)。ハリウッドの映画スタジオの関連企業は,RealDVDの販売を一時差し止める命令を裁判所に申請している。米Motion Pictures Association of America(MPAA)はコメントを避けているが,現時点でRealDVDに対して正式に裁判所から一時差し止め命令は下りていないようだ。