図1 日立製作所が出展した最薄15mmの液晶テレビ
図1 日立製作所が出展した最薄15mmの液晶テレビ
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図2 最薄部は15mm,中央部は27mm,最厚部(スタンドとの接続部)は38mm
図2 最薄部は15mm,中央部は27mm,最厚部(スタンドとの接続部)は38mm
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図3 最薄約35mmのPDPテレビも合わせて出展
図3 最薄約35mmのPDPテレビも合わせて出展
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 日立製作所は,37型で厚さが最薄15mmの液晶テレビを「CEATEC JAPAN 2008」に参考出展した。パネルの画素数は1920×1080(フルHD)。「2009年以降の量産を目指す」(同社の説明員)という。同社は2007年に開催された「CEATEC JAPAN 2007」で,32型で最薄19mmの液晶テレビを出展しており,4mm薄くなった( Tech-On!の関連記事1)。バックライトや電源回路などすべての部品を薄型化することで15mmの厚さを実現したという。


 色再現範囲はHDTV規格比で152%と高い。バックライト光源にRGB3色のLEDを採用することで実現した。採用したLEDの個数や配置方法に関しては,「回答できない」(日立製作所の説明員)とした。

薄型PDPも合わせて展示


 日立製作所はまた,最薄1.5インチ(約35mm)の50型PDPテレビを出展した。同様の試作機は2008年1月に米国ラスベガスで開催された「2008 International CES」で披露しており,「今回が国内で初披露」(同社の説明員)という( Tech-On!の関連記事2)。

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