富士フイルムは,自社設計のCCDの新版「スーパーCCDハニカム EXR」を「photokina」に出展した。既に概要は報じているが,開発者に真意を聞いたので報告する。  富士フイルムは,1000万画素以上の有効画素数を実現しなければ商品にならない現状の中で,画質を追求するために,スーパーCCDハニカム EXRを設計した。具体的には,ユーザーが了承すれば,有効画素数の半分の画素数で記録することで,飛躍的に画質を高める。その画質は,近年のコンパクト機の中で最高と評価されたこともある「F30fd」「S6000fd」を超えるという。

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