【CEATECプレビュー】ムラタセイサク君のいとこが登場,村田製作所の新型ロボットは「ムラタセイコちゃん」《動画追加》
村田製作所は,一輪車型のロボット「ムラタセイコちゃん」を開発した(発表資料)。前後方向と左右方向のバランスを制御するために同社の傾き検出用ジャイロ・センサをそれぞれの方向に1個ずつ搭載している。2008年9月30日から開催する「CEATEC JAPAN 2008」の同社ブースにおいて展示する。
村田製作所は2005年にも,自社の電子部品技術や制御技術を応用した自転車型のロボット「ムラタセイサク君」を開発し,同年のCEATECに出展している(Tech-On!関連記事)。ムラタセイサク君は,同社の電子部品製造装置の内製を担当する技術者らが開発に関わっており,同社の電子部品の応用提案というだけでなく,ロボット製作の技術力や企業としてのアピールなどを目的に開発していた。
同社はCEATECへの出展後,子供の理系離れを防止し技術や科学の面白さを伝えるために,ムラタセイサク君を利用した子供向けの講座「出前授業」を開催しており,その中で自転車型ロボットだけでなく一輪車型への要望があったため,開発に至ったという。
なお,今回のムラタセイコちゃんは,このムラタセイサク君の「父方の年下のいとこ」「幼稚園の年長」という設定である。夢は「ムラタセイサク君と世界を一周」すること。外観は美大出身の女性社員がデザインしたという。身長は50cm,体重は5kg,速度は5cm/秒である。
制御については,左右方向(ロール)についてはムラタセイサク君と同じく,ロボットの胴体内に搭載したフライホイールを回転させて左右のバランスを保つ。前後方向(ピッチ)については,倒立振子と同じように一輪車の車輪を回転させることでバランスを保つ。
このほか障害物検知用の超音波センサ,制御コマンドの送受信などに用いるBluetoothモジュール,チップ積層セラミックコンデンサ,セラミック発振子,温度を検知するNTCサーミスタなどの自社製品を搭載している。














