愛知製鋼,3軸の磁気式ジャイロスコープを発売
愛知製鋼は,3軸の磁気式角速度センサ(ジャイロスコープ)「AMI304」を発売した(発表資料のPDF)。内蔵する磁気センサにより地磁気を測定し,センサの動きによる地磁気ベクトルの変化速度から角速度を計算する。磁気式の3軸角速度センサは「世界初」(同社)と主張する。電子コンパス機能も備える。ゲーム機や携帯電話機,PNDなどに向ける。
同社の「MI(magneto-impedance)センサ」と呼ぶ磁気センサ素子と,制御用のICなどを集積した。磁気式で3軸角速度センサを実現できたのは,(1)MIセンサの精度を大幅に向上したこと,(2)同社独自のジャイロ計算プログラムを開発したこと,の2点によるという。既存の振動式の角速度センサに比べて「構造がシンプルで,小型,低消費電流」(同社)とする。
出力は3軸の角速度と地磁気ベクトル,方位角度。検出可能な角速度は最大3600度/秒。磁気分解能は2mG,測定速さは1ms。方位角度の精度は誤差±1度である。電源電圧は+2.4〜3.6V。消費電流は0.3mAである。外形寸法は4.0mm×3.5mm×1.0mm。動作温度範囲は−20〜+85℃。既に販売を開始した。





















