Tech-On!は無料登録制の技術情報サイトです。ぜひ会員登録してこの記事の全文をお読みください。 Tech-On!無料登録の説明ページ初めてご利用の方:無料会員登録へ登録に関するご質問登録に関するご質問学生の方:無料会員登録へ ログイン・ページに進むIDやパスワードをお忘れの方は…Cookieが使えない状態になっていませんか?
お薦めトピック
- AD -

「PSP-2000」のマイコンとメモリはPiPで実装していた

2008/08/05 13:13
宇野 麻由子=日経エレクトロニクス
はてなブックマーク
Facebookでシェアする
Twitterでつぶやく
印刷用ページ
図1 PSP-2000では,マイクロコントローラとメモリの実装にPiPを採用した。
図1 PSP-2000では,マイクロコントローラとメモリの実装にPiPを採用した。
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図2 PSP-1000のマイクロコントローラはCoCを採用していた。
図2 PSP-1000のマイクロコントローラはCoCを採用していた。
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図3 CoCとMCPを組み合わせたPiPの構造。
図3 CoCとMCPを組み合わせたPiPの構造。
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が2007年9月に発売した携帯型ゲーム機「PSP-2000」で,マイクロコントローラとメモリの実装にPiP(package in package)を適用していたことを,ソニーセミコンダクタ九州が明らかにした(図1,Tech-On!関連記事)。同社が報道関係者に向けて行った大分テクノロジーセンターの工場見学会の中で説明した。大分テクノロジーセンターは半導体の組み立てや試験などを行う後工程のうち,特にSiP(system in package)などの先端パッケージを担当している。

 前機種の「PSP-1000」では,マイクロコントローラの実装に論理LSIとDRAMチップを微小バンプで接続するCoC(chip on chip)を採用し,混載DRAMと同等の性能をより低コストで実現していた(図2)。メモリについては,フラッシュ・メモリとシンクロナスDRAMを1パッケージに収めたMCP(multi-chip package)をマイクロコントローラの近くに搭載していた。PSP-2000では,CoC方式のマイクロコントローラのパッケージ内部に,MCP方式のメモリを搭載したPiP構成を採る。マイクロコントローラとメモリは,ボンディング・ワイヤとインタポーザを介して接続している。実装面積の削減に役立つとする(図3)。

 PiPと同様の技術として,2個のパッケージを重ねて実装するPoP(package on package)がある。現在,携帯電話機を中心にPoPの方が普及している。これについて,「基板実装技術を応用したPoPに対してPiPは半導体実装技術の応用。パッケージ同士をはんだボールで接続するPoPに比べて,パッケージをもう一方のパッケージ内部に取り込んでボンディング・ワイヤで接続するPiPの方が接続信頼性は高いと考えている」(ソニーセミコンダクタ九州 執行役員 大分テクノロジーセンター長,ソニー 半導体事業本部 マイクロデバイス事業部 副事業部長の石井正美氏)とする。また石井氏は,携帯電話機に搭載されるパッケージの高さは2009年に1mm以下になるとして,「はんだボールの高さが必要になるPoPを薄型化するのは難しい。今後,薄型化しやすいPiPが増える可能性は高い」と述べた。

この記事を英語で読む

イプロスの製品トピックス
とても参考になった 15
まあ参考になった 4
ならなかった 0
 投票総数:19
コメントに関する諸注意
(必ずお読みください)



コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。しばらくお待ちください。
記事中に誤りなど,編集部へのご連絡にはフッターのご意見/ご感想・お問い合わせをお使いください。
English
中文