米Motorolaは米国時間2008年7月25日,米連邦上訴裁判所が連邦地方裁判所の判決(summary judgment)を支持し,同社ソフトウエアによる特許侵害はないとの判断を下したと発表した。同社に特許を侵害されたとする米University of Texas Systemが連邦地裁の判決を不服として上訴していた。

 問題の特許は,米国特許番号が「4,674,112」,タイトルは「 Character pattern recognition and communications apparatus」で,1985年9月6日に申請し,1987年6月16日に成立した。携帯電話を介したキー入力によるテキスト・メッセージのやりとりに関するもの。

 Motorolaによれば,University of Texas Systemは,ほぼすべての携帯電話が同特許を侵害していると主張しており,数百万ドルの損害賠償を求めていた。

[発表資料へ]