「モバイルコミュニケーター スマートベリー」
「モバイルコミュニケーター スマートベリー」
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 バンダイは,メールやチャット,ゲーム機能などを搭載した女児向けの携帯機器「モバイルコミュニケーター スマートベリー」を2008年7月19日に発売する(発表資料)。同製品は,玩具の通信機能に一般的に用いられる赤外線通信に代わり,無線通信機能を搭載することが特徴。直径10メートル以内にある同じ製品と,同時に最大4台までメールやチャット,通信を使ったゲームなどを楽しめる。

 幅50mm×高さ35mmの液晶パネルと,本体に収納できるスタイラス・ペンを搭載する。本体はスライド型のスマートフォンのような形状で,キーボードを備える。バンダイによれば,現在大人が使用する携帯端末でもスマートフォン型の製品の人気が高いことから,「流行やおしゃれに敏感な女児の嗜好を意識して,この形状を採用した」とする。

 ユーザーのプロフィールを登録する機能を持ち,このプロフィールを交換した相手とのみ,メールおよびスタイラス・ペンで描いた画像のやり取りができる。メール1件の文字数は最大64文字まで。さらに,キャラクターを育てる機能も持つ。通信機能を使って,育成中のキャラクターを他のユーザーのキャラクターと行き来させることも可能。このほか,スケジュール帳や計算機,アラーム,アドレス帳といった機能を備える。

 液晶パネルの画素数は80×56画素で,モノクロ4階調。単4の乾電池3本で動作する。外形寸法は,幅110mm×高さ65mm×奥行き29.5mm。重さは112.3g。対象年齢は6~9歳。

 価格は税込みで1万290円。玩具店や百貨店・量販店の玩具売り場などで販売する。

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