シネコン「新宿ピカデリー」に設置した108型液晶サイネージを報道公開《動画追加》
都内最大級のシネマ・コンプレックス「新宿ピカデリー」(松竹)がオープンする7月19日に先立ち,シャープは7月17日,同シネコンに納入・設置した業務用108型液晶ディスプレイを中心とするデジタル・サイネージを報道陣に公開した(ニュース・リリース)。
同社は2007年1月の「2007 International CES」で108型液晶ディスプレイを初公開していたが,今回は「公開の場に設置される最初の事例」(シャープ情報通信事業本部副本部長 兼 ビジネスソリューション事業部長の名井哲夫氏)とする(Tech−On!関連記事)。7月から国内向けに受注生産での出荷を開始し,8月から海外向けにも出荷を始めるとする。
明るいロビーで見やすい液晶を選択
新宿ピカデリーは,1階が靖国通り側入り口,2階が新宿駅側入り口で3階がメイン・ロビー(チケット・カウンター,ドリンク・コーナー),4階から11階が全10スクリーンを擁するシネコン(2237席)である。108型液晶ディスプレイは,3階メイン・ロビーにつながるエスカレーター横,フロア全体から見える位置に設置した。
「メイン・ロビーはお客様が一番長くとどまる場所」(松竹映像本部映画興行部マネジャーの樫村暢彦氏)とし,映画の開場を待つ間や終わった後などゆっくりくつろぐ間に,次回予告宣伝を中心とした映像コンテンツを流すとする。これまで,背面投射型のスクリーンが使われることはあったが,「白が基調の明るいインテリアで鮮やかに映像を映すために,大型液晶ディスプレイという答えがあった」(樫村氏)と評価する。
108型以外に65型10台,52型2台なども
建物全体では,合計51台の液晶ディスプレイを配置した。3階メイン・ロビーには108型のほか,チケット・カウンターに65型×4台,もぎりカウンターに65型×2台,ドリンク・コーナーに52型×2台など,大型ディスプレイが集まっている。このほか,65型液晶ディスプレイは1階と2階の入り口にそれぞれ2台ずつ配置し,合計で10台使用している。
4階,7階,9階,11階のエスカレーター前には,46型液晶ディスプレイが合計4台,各シアター前には37型縦型ディスプレイが合計10台,1階と2階の柱の4面にそれぞれ10.4型×3台の合計24台を配置した。
チケット・カウンターに設置した4台の65型液晶ディスプレイは,「10スクリーンもあるシネコンでは表示するコンテンツが多く,遠くからでも見やすい大きさ」(樫村氏)と評価する。また,ドリンク・コーナーには,フィルムで固定メニューを表示する中に52型液晶ディスプレイを2台設置し,季節メニューなどを切り替えて表示する。全51台の液晶ディスプレイと,靖国通り入り口上部にある150型LEDディスプレイ(松下電器産業製)のすべてを,シャープのデジタル・サイネージ制御ソフト「e-Signage」で制御しているとする。
「新宿ピカデリー」の3階に設置された108型液晶ディスプレイ
ドリンク・コーナーの52型液晶ディスプレイ(中央)













