Intel社がマイクロプロセサ「Centrino 2」を正式発表,4コア搭載バージョンも明らかに
米Intel Corp.は,2008年7月14日に米国サンフランシスコ市で開催した記者向け説明会において,「Centrino 2」 (旧開発コード名「Montevina」)」と呼ぶノート・パソコン向けマイクロプロセサを正式に発表した(発表資料,Tech-On!関連記事)。Centrino 2には45nm世代のCMOS技術を採用している。
今回発表したCentrino 2製品群は,「Intel Core 2 Duo」や「Intel Core 2 Extreme」といった2コア搭載で動作周波数2.26GHz〜3.06GHzの6製品で構成している。マイクロプロセサの動作速度を向上させるとともに,製品群内の3製品は消費電力が従来製品よりも30%少ない25Wに減らしたという。「今回のCentrinoは第5世代の製品になる。Montevinaプラットフォームは新機能が豊富で,本当の価値を顧客に伝えるために『Centrino 2』と名付けることに決めた」(Intel社,Mobile Platforms Group,Corporate Vice President and General Manager, Mooly Eden氏)。
発表した製品の中で最も動作周波数が高いのは,3.06GHz動作の「X9100」である。だが,この動作周波数はさらに上げることが可能だ。ゲームを楽しむために,動作周波数をもっと高めたいというユーザーが存在することをIntel社は認識しており,「オーバークロック」と呼ぶ作業を正式にできる機能を加えた。この機能をユーザーの責任の下で使えば,動作周波数を上げられる。さらに,今回は詳細を公開しなかったが,Centrino 2製品群に4コア搭載品を追加する予定があることをIntel社は明らかにした。同社によると,この製品はノート・パソコン向けとしては初めての4コア搭載品になるという。Centrino 2の4コア搭載品は,2008年8月に開催予定の「Intel Developer Forum」に出展するもよう。
Centrino 2と共にIntel社は,新しいグラフィックス処理機能を盛り込んだチップセット「Mobile Intel 45 Express Chipset」や,IEEE 802.11n対応の無線LANモジュール「Intel Wi-Fi Link 5000 Series」も公開した。新しいチップセットを含むCentrino 2プラットフォームなら,通常のノート型パソコンで,電池が切れるまでに約2時間のBlu-ray Discの再生ができると主張する。無線LAN及びWiMAX対応の「Intel WiMAX/WiFi Link 5350」モジュールは2008年後半に出荷する予定である。
Intel社によると,既に240機種以上のノート・パソコンでCentrino 2の搭載が決まっているという。












