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【iPhone 3G分解その3】筐体下側にある2次電池は交換可能なのだろうか《動画追加》

日経エレクトロニクス分解班、ビデオ制作=BPtv
2008/07/11 17:00
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 「iPhone 3G」の上下の筐体を取り外した技術者たちは,続いてメイン基板や2次電池を搭載する筐体下部の取り外しにとりかかった( Tech-On!の関連記事1 )。メイン基板を固定しているネジを外していく(図1)。


図1 技術者は続いて,筐体下部の分解に取りかかった (画像のクリックで拡大)

 「何でこんなにネジが多いんだ。外側にはネジは2本しかなかったのに」と技術者は疑問を投げかける。メイン基板と筐体を接続するネジの本数を数えると20本あった。何とかすべてのネジを外し終えて,筐体からメイン基板を取り外すと2次電池が姿を現した(図2)。

 電池は,2G版「iPhone」と同様にLiポリマ2次電池を搭載する( Tech-On!の関連記事2 )。電源電圧が+3.7Vであるが,電池容量などは記載されていない。


図2 メイン基板を筐体下部から取り外したところ。筐体の大部分を占めるほど巨大なLiポリマ2次電池が顔を出した。中国製とみられる。電源電圧は+3.7Vだが,電池容量は記載されていない (画像のクリックで拡大)

 詳細に観察すると,Liポリマ2次電池は国内メーカーの携帯電話機と同様に,メイン基板と専用端子を用いて接続していることが分かる(図3)。2G版iPhoneではメイン基板とLiポリマ2次電池は,はんだ付けされていた。一人の技術者は「作業性を向上するために専用端子を採用したのだろう」と推測する。


図3  Liポリマ2次電池はメイン基板と専用端子を用いて接続する (画像のクリックで拡大)

 しかしここでLiポリマ2次電池を観察していた別の技術者が,意外な言葉を発した。

 「電池が筐体から外れない」――。

 Liポリマ2次電池は筐体に強力に接着しているため,簡単に外れそうにない。加えて,「2次電池が筐体の最も奥側に配置している。2次電池は交換可能なのだろうか」技術者たちは首を傾げた。


図4 Liポリマ2次電池は筐体に強力に接着している (画像のクリックで拡大)

ビデオで見る分解パート2(3分57秒)

―― その4へ続く ――

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