Etch A SketchによるiPhone/iPod touch上に描ける絵の例の1
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その2
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その3
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 米Apple Inc.は,「iPhone 3G」の米国市場発売に合わせ,同社が運営するiPhone/iPod touch向けソフトウエア配信サービス「App Store」上に500以上のアプリケーション・ソフトウエアを用意したと発表した(発表資料 Tech-On!関連記事)。同社は2008年7月10日に,App Store機能を搭載する「iTunes」ソフトウエアのバージョン7.7を公開,App Storeを正式に公開した。

 Apple社の発表資料によると,App Storeにソフトウエアを公開するのは米The Associated Press社や米eBay Inc.,米Facebook, Inc.,米MySpace Inc.,米SEGA of America, Inc.など。これに加え,2008年7月10日の時点で多数のソフトウエア開発企業がアプリケーション・ソフトウエアの頒布を発表している。米国の新聞New York Timesによると,Apple社は米国東部夏時間2008年7月10日の午後12時まで,iPhone向けソフトウエアの開発者が自分のソフトウエアの情報を外部に公開することを禁じていたという

 iPhoneが搭載する加速度センサやタッチ・スクリーン機能を活用したアプリケーション・ソフトウエアの面白い事例として,ゲーム・ソフトウエア企業の米Freeze Tag社が開発した「Etch A Sketch」がある。1960年に米国で発売され,いまや定番となったお絵かきボード「Etch A Sketch」を模したアプリケーションで,画面に表示した二つの「仮想ノブ」を指で操作しながら絵を描ける。Etch A Sketchと違い,直接に指で絵を描くこも可能。背景に写真を挿入する機能があるので,挿入した写真の上にユーザーが絵や言葉を描くこともできる。実際のEtch A Sketchと同じく,ユーザーがiPhone本体を振ることで,描いた絵を消せる機能もある。Etch A Sketchのアプリケーションの価格は4.99米ドルで,App Storeの公開と共に販売を始める。