携帯電話機およびPHSの国内出荷実績の推移(2007年5月〜2008年5月)
携帯電話機およびPHSの国内出荷実績の推移(2007年5月〜2008年5月)
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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,2008年5月の携帯電話機およびPHS端末の国内出荷台数が対前年同月比10.7%減の350万1000台だったと発表した。4カ月連続で,前年同月の実績を下回っている。

 内訳を見ると,携帯電話機の出荷台数は対前年同月比11.3%減の335万1000台。4カ月連続で前年同月の実績を割り込んでいる。ただし,ワンセグ放送用チューナーを内蔵する機種の出荷台数は,対前年同月比179.7%増の217万2000台で好調だった。携帯電話機の出荷台数全体に占める同チューナー搭載機の割合は64.8%で,7カ月連続で5割を上回っている。統計開始以来の累計出荷台数では,3306万5000台に達した。

 一方,PHS端末の出荷台数は対前年同月比7.9%増の15万台。2カ月連続して前年同月の実績を上回った。