【北海道洞爺湖サミット】スズキが燃料電池車「SX4-FCV」を出展,狭いエンジンルームに燃料電池とモータをレイアウト
スズキは、小型車「SX4」をベースとした燃料電池車「SX4-FCV」を、北海道洞爺湖サミットで報道陣,政府関係者向けに展示した(図1)。スズキは2003年に,軽自動車をベースにした「ワゴンR-FCV」と「MRワゴン-FCV」を開発しているが,今回は1.5Lおよび2.0Lエンジンを搭載する小型車「SX4」をベースにして,新たに燃料電池車を開発した。
燃料電池の出力は,ワゴンR-FCVの50kWから80kWへ,モータの出力も同38kWから68kWへ上げた。70MPaの高圧水素タンク2本を後輪の車軸を挟むように配置した。タンクは小型なため,航続距離は250kmと最近の燃料電池車の中では短い。
小型車としては珍しく,狭いフロントのエンジンルームに,燃料電池とモータを配置している(図2)。また,エネルギ回生用に大容量キャパシタを搭載しており,これを荷室に配置した。このため荷室容量は半分程度が犠牲になっている(図3)。


















