ソニー・コンピュータエンタテインメントは2008年7月3日,同社の据置型ゲーム機「プレイステーション 3」(PS3)に向けて,2008年7月2日から提供を始めていたファームウエアの最新版「システムソフトウェア バージョン2.40」の配布を中止した(発表資料)。システムソフトウェア バージョン2.40にアップデートした一部ユーザーのPS3において,ユーザー・インタフェースである「クロスメディアバー」(XMB)が表示されない不具合が発生したためという。同社は現在,この不具合の原因を究明中。配布再開の目途が立ち次第,同社のWebサイトにて案内するとしている。

 システムソフトウェア バージョン2.40で新たに更新された機能は,ゲーム中にXMBを表示できること,XMB上でインターネット検索が可能なことなどである。