アジレントがパソコンにUSB接続して使う低価格測定器を発売(修正あり)
アジレント・テクノロジーは,パソコンにUSB接続して使えるモジュラー型測定器「U2700シリーズ」を発売した。今回,市場に投入したのは,4種類の測定器である。すなわち,オシロスコープと任意波形発生器(ファンクション・ジェネレータ),ソース・メジャー・ユニット(電圧供給と電流供給,電圧測定,電流測定を行う装置),スイッチ・マトリクス装置である。パソコンに直接接続してスタンド・アローンの測定器として使用できるほか,専用の筐体(シャーシ)「U2781A」に搭載して測定システムを構築して使うことも可能だ。専用筐体を使えば,各測定器を同期させて測定するシステムを構築できる。同社によると,「特徴は,
セットアップが容易なことに加えて,安価なことにある。さらに測定システムは,必要に応じて,フレキシブルに変更できる」という。
オシロスコープは,帯域幅が異なる2機種を用意した。帯域幅が100MHzの「U2701A」と200MHzの「U2702A」である。帯域幅以外の基本性能は2機種とも同じだ。チャネル数は2,標本化速度は1Gサンプル/秒,メモリ長は32M語(ワード)である。波形ズーム機能や自動測定機能,FFT解析機能,トリガ機能などを用意した。価格(税込み)は100MHz機が16万9771円,200MHz機が20万8627円である。
任意波形発生器の「U2761A」は,最大20MHzの信号を出力できる。出力可能な波形は,正弦波や方形波,三角波,パルス波,ランプ波など。このほか,14ビット,50Mサンプル/秒で,データ量が64K語(ワード)の任意波形も出力可能だ。AMとFM、PM、ASK、FSK、PSKといった変調機能も用意した。価格(税込み)は21万76円。
ソース・メジャー・ユニットの「U2722A」は,3チャネルの信号源/測定器である。各チャネルともに,電圧の測定範囲は±20V,電流の測定範囲は±120mA。16ビット分解能のA-D変換器を搭載しているため,電流を100pAオーダーで測定可能だ。測定確度は,0.1%。価格(税込み)は27万3194円。
スイッチ・マトリクス装置の「U2751」は,被測定物と測定器の接続を切り替える用途に向けたものだ。4×8のスイッチで,各配線ともに2線式に対応している。最大45MHzの信号を扱える。配線間のクロストークは-30dBを確保した。挿入損失は3dBである。最大電圧は30V,最大電流は2A,スイッチング時間は最大4msである。価格(税込み)は12万1910円。
【申し入れ】記事掲載当初,オシロスコープの価格(税込み)を「100MHz機が14万4483円,200MHz機が16万9771円」としましたが,アジレント・テクノロジーから「100MHz機が16万9771円,200MHz機が20万8627円の間違いでした」との申し入れがありました。この申し入れを受け,記事を変更いたしました。












