日本テキサス・インスツルメンツ（日本TI）は2008年6月10日，超低消費電力を特徴とする16ビットRISC型マイコン「MSP430」シリーズの新製品「MSP430F5xx」ファミリを発表した。最大動作周波数は，従来品が8MHzまたは16MHzだったのに対し，F5xxでは25MHzに向上した。また，動作周波数1MHz当たりの最低消費電流は，従来品の200μAから160μAへと約20％低減した。携帯型血糖値計などの医療機器，煙感知器などのセンサ/セキュリティー機器，学習機能付き汎用リモコンなどの民生機器といった用途に向ける。
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