【SMK展】「限界に挑戦した」,ピン・ピッチが0.1mmと狭いFPCコネクタを展示
SMKは,ピン・ピッチが0.1mmと狭い,FPC(フレキシブル・プリント配線基板)コネクタを試作,2008年6月4〜6日まで品川で開催されている同社の展示会「TEXPO 2008」で披露した。「0.1mmピッチは業界一の狭さ。今まで0.2mmの試作品は見たことがある」(説明員)という。極数は80,実装時の高さは0.95mmである。
現在,携帯機器には主に0.4mmピッチのFPCコネクタが搭載されており,0.3mmピッチ品が次世代品として位置付けられているという。0.3mm品の先にあたる0.1mmピッチ品が実装されるかどうかは不明だが,「今回は狭ピッチ化の限界に挑戦した」(説明員)とする。ピン・ピッチが狭まるほど,実装面積の削減につながる。特に,「携帯電話機では基板の多層化が進んでいるため,単位面積当たりの単価は上昇している。狭ピッチ化を進めてコネクタの占有面積を減らしていきたい」(SMK)とする。ただし,狭ピッチ品を機器で採用するには,実装技術の向上が欠かせないため,コネクタが作られても機器にすぐ採用されるとは限らない。
基板に実装するレセプタクルの大きさは9.9mm×3.5mm。定格電圧/電流は,交流,直流ともに20V/0.1A,接触抵抗は初期値で50mΩ以下である。
狭ピッチ以外の特徴として,コネクタへのかん合部分となるFPCの先端部分にセラミックスを取り付けて厚くし,かん合時のFPCの強度を高めた点を挙げる。FPCの厚みは,「(手で触れた感じでは)FPCだけで約0.1mm,セラミックスを付けた部分は0.3mm程度」(説明員)とする。
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