シャープ,モジュール変換効率14.4%の多結晶Si太陽電池を発売
シャープは,モジュール変換効率が14.4%と高い,国内住宅向け多結晶Si型太陽電池モジュール「ND-191AV」を発売する。変換効率の向上とともに,屋根への設置可能な範囲を広げており,屋根に設置できる容量は同社従来品比で平均1.5倍になった。
高効率化に寄与したのは,表面の電極構造の変更である。太陽電池の電極は,太いバスバー電極と細いフィンガー電極で構成されている。このうち,バスバー電極の数を従来の2本から3本に増やすとともに,すべての電極の幅を細くした。
バスバー電極を増やすと,フィンガー電極からバスバー電極へと電子が移動する距離が短くなるため,集電ロスが減る。電極を細くすれば,受光面積が増える。この結果,変換効率が高まった。このほかに,裏面での反射率を高める工夫も盛り込んでいる。モジュール当たりの最大出力は191Wになる。
設置可能範囲の拡大は,耐風圧性能を高めたことによる。従来は,風の影響を考慮すると,屋根の端から300〜400mm離して設置する必要があった。今回の製品では,架台の設計の見直しなどにより耐風圧性能を高め,屋根の端から200mmまで設置できるようにした。
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