図1 「フルチェンケータイ re」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)
図1 「フルチェンケータイ re」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)
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図2 プロ野球チームや人気漫画など15種類に「着せ替え」可能
図2 プロ野球チームや人気漫画など15種類に「着せ替え」可能
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図3 実際に携帯電話機を「着せ替える」デモ
図3 実際に携帯電話機を「着せ替える」デモ
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図4 メニュー画面のデザインやボタン操作などの表示を変更できるサービスである「ナカチェン」
図4 メニュー画面のデザインやボタン操作などの表示を変更できるサービスである「ナカチェン」
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 2008年6月3日にKDDIが発表した,2008年夏モデルのキーワードの一つである「Change(変化)」を前面に押し出した端末が,ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「フルチェンケータイ re」である(図1)。(そのほかの2008年夏モデルについてはTech-On!関連記事1Tech-On!関連記事2を参照)。「外も中もまるごとチェンジする。自分だけのケータイを作り出せる」(KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ事業統括の高橋誠氏)のが特徴の端末だ。

 reは,メインディスプレイの背面部の筐体,キーパッド,電池カバーなど,外見をほぼすべて「着せ替える」ことが可能だ。プロ野球チームや人気漫画など15種類に変更できる(図2)。実際に外見を変更する場合,全国の「auショップ」で販売員が対応する。「作業自体は3~4分程度で完了する」(KDDI)という(図3)。販売価格はまだ決まっていないが,「5000円~1万円程度」(同社)とする。なお,「着せ替え」できる種類は今後も増やしていく予定という。

 携帯電話機の中身については,メニュー画面のデザインやボタン操作などの表示を変更できるサービスである「ナカチェン」を開始する。変更できるパターンはKDDIから9種類,コンテンツ・プロバイダーから11種類提供する予定(図4)。なお,このサービスに対応する端末は,「G’zOne W62CA」(カシオ計算機製),「W64SA」(京セラ製),「Woooケータイ W62H」(日立製),「W62SH」(シャープ製),「Sportio」,「W62T」(以上東芝製)がある。