日経マーケット・アクセスが2008年4月に実施した,次世代の録画装置に関する消費者調査の結果を5回にわたって報告する。次世代DVD規格で標準の座についたBlu-ray Discや,新しい著作権保護ルール「ダビング10」などをユーザーはどう捉え,購入していくのかを分析する。有効回答数は1万2000以上。調査の詳しい結果は,特別調査報告書「次世代DVD/HDDレコーダーの購入意向・利用実態調査」を参照していただきたい。

◆目次◆
第1回:地上デジタル放送
「地デジ」対応テレビは約半数に普及,地域間の差はほとんどなし

第2回:コピーワンス
コピーワンス,一割が「購入意欲そがれた」,購入権を持つ男性への影響はより大

第3回:ダビング10
ダビング10,「購入に前向き」は4月で3割,大量の浮動層が今後のカギを握る

第4回:Blu-ray Disc
Blu-ray Disc,名称の認知は十分,普及にはまだ価格の壁

第5回:ネットへの期待
ネット録画はディスクを駆逐するか