NECエレクトロニクスは,高速伝送系で信号の減衰を引き起こす伝送路のインピーダンス不整合に対し,半導体パッケージのインターポーザ中の素子を使ってインピーダンス調整回路を形成し,波形の劣化を抑える技術を開発した。半導体パッケージの設計段階でインピーダンス不整合を考慮できるため,従来の電磁界解析を行いながら設計する場合に比べると設計時間を1/1000以下に短縮でき,コスト低減が見込めるとする。インターポーザ中に作り込むパッドやビアなど素子の形成方法も一般的なインターポーザのものと変わらないので,低コストに抑えやすい。ただし,今回の技術は,まずは6.25Gビット/秒以上の高速信号を扱う用途を想定しており,BGAパッケージで4~6層といった多層のインターポーザでなければ適用できないとする。

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