米Micron Technology, Inc.と台湾Nanya Technology Corp.は,DRAM事業を手掛ける合弁会社「MeiYa Technology Corp.」を設立する契約を締結したと発表した(発表資料)。Micron Technology社とNanya Technology社のDRAM製造技術を新会社に持ち寄る。両社は当初,MeiYa Technology社の所有権を50%ずつ持つ。2009年末までにそれぞれ5億5000万米ドルずつを現金で,MeiYa Technology社に提供する。設立手続きは,今後数カ月以内に完了する見通し。

 MeiYa Technology社設立の一環として,Nanya Technology社の台湾にある200mmウエハー工場を,2008年時点で業界最新鋭の設備を備えた300mmウエハー工場に改良する。同工場での生産は2009年に開始する予定である。

 加えてMicron Technology社とNanya Technology社は,共同開発を行い,その成果を共有することでも合意した。

 両社は2008年3月に,50nm世代のDRAMの設計開発で提携すると発表していた(Tech-On!の関連記事)。