【テクノフロンティア】日立産機システム,保護構造IP55・耐熱クラスFに準拠したモータを計画生産に
日立産機システムはIEC規格の保護等級IP55,およびJIS規格の耐熱クラスFに準拠した屋外三相モータ「ザ・モートルNeo100 屋外シリーズ」をこれまでの受注生産から計画生産に変更することを明らかにした。「TECHNO-FRONTIER 2008」では同モータに噴水流をあてるというデモを行い,水の浸入に対して強いことを来場者に広くアピールした(図1)。
IP55に準拠することで,固形異物や水の浸入に対して高い保護レベルを実現しており,特に水に対しては噴水流を受けても問題がない。またクラスFの耐熱レベルに準拠することで,105℃の温度上昇に耐えられる。
国内モータメーカーは同等レベルの性能を持つモータを,「受注により生産している」(会場の説明員)。しかし,海外では計画生産により,短い納期で顧客に納めているメーカーが多い。日立産機システムは2007年4月から受注による生産を続けてきたが,需要が大きいことから計画生産に変更。短納期とすることで,海外からの受注増加を狙う。
また,国内の食品メーカー・ポンプメーカーから,より強い防滴性能が欲しい,モータの水洗いがしたい,という声が増えたことも計画生産に切り替えた大きな理由。海外だけでなく,国内からの受注増加も見込んでいる。


















