2008年4月7日に単体発売することが解禁された、パソコン向けの地上/BS/CSデジタル放送チューナー。日経パソコンでは、アイ・オー・データ機器の「GV-MVP/HS」の試用レポートをお届けしたが、続いてバッファローが開発中の製品も試用することができた。ここでは、製品の概要、さらにはざっと使用感をご紹介したい。

 初めに整理すると、バッファローはUSBケーブルでパソコンとつなぐ外付け型の「DT-H30/U2」と、パソコン内部のPCIスロットに接続する内蔵型「DT-H50/PCI」の2製品を開発している。アイ・オー・データ機器とピクセラは内蔵型の開発を外付け型に先行させており、USB対応の外付け型はバッファローが一足先に市場投入することになる。いうまでもなく、外付け型ならUSBケーブル1本でつなぐだけで手軽に地デジ放送を楽しめる。もちろん、ノートパソコンでもOKだ。自作派ではない、大多数の一般的なパソコンユーザーは選択肢が外付け型に絞られるだけに注目である。

外付け型の「DT-H30/U2」は手のひらに乗るサイズ
外付け型の「DT-H30/U2」は手のひらに乗るサイズ (画像のクリックで拡大)
内蔵型「DT-H50/PCI」はPCI対応。ちなみにアイ・オー・データ機器の「GV-MVP/HS」はPCI Express x1対応
内蔵型「DT-H50/PCI」はPCI対応。ちなみにアイ・オー・データ機器の「GV-MVP/HS」はPCI Express x1対応 (画像のクリックで拡大)