ウインドウ表示時の画面サイズは、一般のWindowsアプリケーションと同様、マウス操作で柔軟に調節できる。Windows上で作業をしながらテレビを視聴するといった使い方もできる。ちなみに、画面サイズが大きくても小さくてもCPU負荷はほとんど変わらなかった。また、テレビ視聴中にパソコンが重くなるといった問題も特になかった。  試作機での参考値だが、CPUがCore 2 Duo E6750(2.66GHz)、メモリーが2GB、グラフィックスボードがRADEON HD 3650、画面解像度が1920×1200ドットの環境で地デジ放送を表示した場合、ほぼ15~20%程度のCPU使用率で推移した(図5、図6)。「グラフィックスボードの性能が高ければCPU負荷を減らすことができる」(アイ・オー・データ機器)としており、3Dゲーム向けなどの高性能なグラフィックスボードをテレビ視聴にも生かせそうだ。

図5 テレビ視聴をしながらCPU負荷を確認した
図5 テレビ視聴をしながらCPU負荷を確認した (画像のクリックで拡大)
図6 テストに用いたパソコンの場合、CPU使用率はおおむね15~20%。全画面表示時もほぼ同水準
図6 テストに用いたパソコンの場合、CPU使用率はおおむね15~20%。全画面表示時もほぼ同水準 (画像のクリックで拡大)