富士通マイクロエレクトロニクスの代表取締役社長の小野敏彦氏が一身上の都合のため2008年4月8日付けで辞任した。富士通マイクロエレクトロニクスは2008年3月21日に富士通のLSI事業を会社分割により分社化して設立された(関連記事)。小野氏は2008年3月21日の社長就任後,わずか18日間で辞任したことになる。

 富士通マイクロエレクトロニクスの後任の代表取締役社長は岡田晴基氏である。岡田氏は1973年4月に富士通に入社し,同社で購買本部長,経営執行役上席常務,取締役上席常務などを歴任してきた。岡田氏は2008年3月21日に決定した富士通マイクロエレクトロニクスの役員人事では取締役(非常勤)に就任していた。