「DPU-S445」
「DPU-S445」
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 セイコーインスツルは,直径50mmのロール紙に対応するペーパー・ホルダーを内蔵しながら,145mm×135mm×58mmと小さい携帯型プリンター「DPU-S445」を2008年4月中旬に発売する(発表資料)。DPU-S445は,同社の携帯型プリンター「DPU-3445」の後継機種。DPU-3445では,外付けとなっていたペーパー・ホルダーを内蔵した。電池搭載時のロール紙を含まない重さは490gである。

印字方式は感熱方式。印字速度は最大で90mm/秒で,従来機種の最大50mm/秒から大幅に高速化した。ドット密度は8ドット/mm。有効印字幅は最大104mm。用紙幅は112mm。直径50mmのロール紙,単票紙,ラベル紙に対応する。

 インタフェースは,標準でRS-232C,IrDA,USB2.0を搭載。このインタフェースにBluetoothを搭載したBluetooth搭載機種を用意する。

 価格はオープン。初年度に全世界で1万台の販売を目指す。

 同社は,DPU-S445を2008年3月4日より東京ビッグサイトで開催する「リテールテック・ジャパン」に参考出展する。