ペクセル・テクノロジーズは,藤森工業や昭和電工と共同で,プラスチック基板を使った光透過性のある色素増感型太陽電池の開発を進め,2.1m×0.8mという大面積太陽電池モジュールの試作に成功した。プラスチック基板を使うことからフレキシブルであり,かつ厚さ0.5mmで重さは800g/m2にすぎない。ペクセル・テクノロジーズによれば,太陽電池としては最も軽く,色素増感型としては世界最大サイズという。モジュール変換効率は3%程度とみられる。室内に設置した状態で,100V以上の電圧を出力可能とする。試作した大型色素増感型太陽電池は,2008年2月27~29日に開催する「第1回国際太陽電池展(PV EXPO2008)」に出展する。
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