日本精工とインドABC Bearings社は、インドで軸受を生産する合弁会社NSK-ABC Bearings社を設立し、タミルナードゥ州に建設した工場が2008年2月15日に稼働を開始したと発表した。資本金は5億ルピー（約14億円、1ルピー＝2.7円換算）で、日本精工が75％、ABC社が25％の割合で出資する。新工場は、インド南部のチェンナイ市近郊でハブユニット軸受や、変速機用玉軸受、電磁クラッチ用軸受などを生産し、インドの現地自動車メーカーのほか、日系メーカーを含む外国資本系メーカーに供給する。投資額は第一次分が5億ルピーで、2010年までに約8億ルピー（約22億円）まで増やす予定。
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