図1 展示場の様子
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図2 「OMAP850」搭載品
図2 「OMAP850」搭載品
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図3 「OMAP850」搭載品の側面
図3 「OMAP850」搭載品の側面
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図4 「OMAP3430」搭載品
図4 「OMAP3430」搭載品
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図5 タッチ・パネルで操作する
図5 タッチ・パネルで操作する
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図6 メイン・メニュー
図6 メイン・メニュー
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図7 Googleの検索サイトに接続
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図8 「YouTube」アイコンを選択
図8 「YouTube」アイコンを選択
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図9 動画を選択
図9 動画を選択
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図10 動画を視聴。時折動画の再生が途切れた。
図10 動画を視聴。時折動画の再生が途切れた。
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 米Texas Instuments, Inc.は,「Android」を採用した試作端末を,Mobile World Congress 2008(MWC)で初公開した。同社のアプリケーション・プロセサ「OMAP」を利用し,端末を仕立てた。試作端末を直接操作できることもあって,展示会場の周囲には,常に人だかりが絶えなかった(図1)。

 展示しているのは,「OMAP850」搭載品と「OMAP3430」搭載品の2種類である。前者は無線LAN機能を有し,無線通信によってインターネットにアクセスできる(図2,3)。GPRS/EDGEに対応する端末で,GmailやGoogle Maps,Google Calenderなどが利用できる。筐体には,「HT723G700597」と刻印されており,台湾HTC社製とみられる。展示ブースの説明員に台湾HTC社製かどうか尋ねると,「メーカー名については何もコメントできない」(説明員)としていた。

 後者の「OMAP3430」搭載品は無線通信機能を持たない(図4,5,6)。そのため,有線LANによってインターネットにアクセスする。タッチ・パネル機能を搭載する。

 TI社のブースに出展されていた「OMAP850」搭載品を操作してみた。まずはGoogleのサイトにつなげてみると,Web閲覧が可能だった(図7)。今度はYouTubeへ直接つながるアイコンを使いYouTubeの動画を視聴してみた(図8)。動画の選択まではスムーズである(図9)。しかし無線LANの電波状況が悪いのか,動画が途切れがちだった(図10)。

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